やっとの思いで完成したセルフジェルネイル。でも、なんだかすぐ剥がれちゃう…!
ジェルネイルが浮いたり剥がれたりする理由は大きく爪の油分、サンディング不足、ジェルとの相性の3つ。そしてこの3つは自分ですぐに改善できるもの。
今回はセルフジェルを始めてからジェルネイルが浮かなくなった経験をもとに、セルフジェルが浮いてしまう原因と対処法をお伝えします。
しろまる
セルフジェルがすぐに浮いてくる・剥がれる原因
サロン通いやセルフジェルを続けた経験を経て、ジェルネイルが剥がれる原因は大きく3つだと考えています。
次に挙げる3つは、まとめて解消するのがセルフジェルを浮かなくするコツ。
セルフジェルが浮いてきて悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
①爪の油分が除去できておらず、ジェルが浮いてくる
人の爪にはある程度油分があります。肌に油分(皮脂)があるのと同じような感じです。
ジェルと油分は大変相性が悪く、油分が除去できていないと油の上にジェルを置いていることになるので、当然浮いてきやすくなります。浮かなくするためには、ジェルを塗る前に爪に残っている油分を徹底的に除去する必要があります。
②爪のサンディング(下処理)が足りないため
ジェルネイルは爪の表面に微細な傷をつけ、そこにジがルを食い込ませる(表現が正しいのかわかりませんが)かたちで定着させています。
そのため、ジェルはツルツルした何もしていない状態の爪の表面では定着することはできません。
ジェルをしっかり定着させるには、万遍なく爪に傷をつける必要があるのです。
この工程でサンディングが十分でない場合は、ちょっとした衝撃や手洗いなどでジェルがペロっと浮いてしまう原因になります。
③ベースジェルと爪の相性が悪いためジェルが浮きやすい
爪に残る油分をしっかり除去し、かつ下処理を確実に行っているのにジェルがすぐに浮いてきてしまう…
そういったケースは、ベースジェルと爪の相性が悪いために起こっている場合があります。
ベースジェルと一口に言ってもメーカーごとに成分が違うため、爪と相性の良いジェルを選ぶ必要があるのです。
セルフジェルを浮かないようにするための対処法
それでは、先ほど挙げたセルフジェルが浮く3つの原因をそれぞれ改善していきましょう。
この3つの対処を行えば、大体ジェルが浮きにくくなります。
①爪の油分を徹底的に除去する、プライマーを使う
爪の油分が残っているとジェルが剥がれやすいので、油分を徹底的に除去しましょう。
方法はサンディングなどの下処理が終わった爪にジェルを乗せる直前にエタノールで拭いたり、プライマーを塗ればOKです。
使うものとしては、エタノール(消毒用のアルコール)やアセトン(アルコールが無い場合、私はこれを使っています。特にコロナの影響でアルコールが手に入らないので…)、プライマーなどです。
しろまる
②キューティクルエリアは念入りにサンディングする
爪の指側の際のことをキューティクルエリアと言いますが、このキューティクルエリアを念入りにサンディングすることでググっとジェルのもちが良くなります。
ジェルが爪の真ん中から浮いてくることってあまりなくて、 大体端っこなんですよね。
特にキューティクルエリアのサンディングが甘くてルースキューティクル(甘皮です)が残っているととても浮きやすい!
キューティクルエリアのサンディングにはセラミックプッシャーを使うと簡単で便利です。爪の表面をファイルでサンディングする前に、このセラミックプッシャーでキューティクルエリアをクルクルするとぽろぽろ甘皮が取れてきますので、その上で全体をファイルしてみてください。
③ベースジェルを変える
爪の油分を除去しても、サンディングを徹底しても浮いてくる場合はベースジェルを変えてみましょう。
どんなに良いと言われているジェルでも、合わないものはあります。
しろまる
『ジェル 浮かない』で調べに調べて、やっと出会ったのがグレースガーデンのベースジェル。
ベースジェルは本当に浮かないです。実際にこのベースを使っているサロンも結構ありました。
相性もありますが、セルフジェルの浮きに悩んでいる人はぜひ試してほしい。本当に。
▲ずっと愛用してます。コスパ良し。自分に使うだけなら全然なくならない。
あと、ジェルが薄すぎても浮きやすい気がしたのでいつもベースは2度塗りです。
まとめ
セルフジェルの浮く原因と、それに対する対処法を紹介しました。
- 爪の油分を徹底的に除去
- キューティクルエリアを特に念入りにサンディング
- ベースジェルが合わない場合は変えてみる
の3つの方法で、大体解決できるかと思います。
ジェルネイルの繰り返しで爪自体が薄くなっている場合は、衝撃が加わると特に浮きやすいので要注意。
しろまる